別府の「別邸はる樹」は、都市の喧騒を離れた閑静なエリアに佇む、落ち着いた温泉旅館です。今回、別邸はる樹に実際に宿泊してみたので、その様子をリポートしたいと思います!
別邸はる樹へ
別府市街から山のほうへすこし車を走らせると、「別邸はる樹」に到着。こちらが玄関です。立地といい佇まいといい、大人の隠れ家的な雰囲気が漂っています。
中へ入ると、こちらの部屋に案内していただきました。チェックインなどはここで行います。
別府の観光ガイドブックなどが豊富に揃っていました。英語のものもあります。お部屋に持ち帰ってゆっくり読むこともできるようです。
デザインがかわいいコップたち。
旅行先で大切な人に手紙を出すのもいいですね。
こちらのスペースでは、浴衣の貸し出しを行っています。大分ならではの「カボス水」も置いてあり、いつでも自由に飲むことができます。カボスのフレーバーがふんわり香るカボス水をいただきながらひと休みしていると目に入るのが、こだわりの家具たち。
和洋折衷のインテリアはあたたかい手触りを感じさせます。
外のお庭にはよく手入れのされた木々や盆栽があり、落ち着いた雰囲気でした。
プライベート温泉つきの素敵なお部屋
チェックイン後、さっそくお部屋に案内していただきました。今回宿泊したのは、「薺(なずな)」のお部屋。別邸はる樹では、すべてのお部屋の名前が、日本の「七草」から取られています。
足を踏み入れると、庭つきのいかにも温泉旅館らしい風情ある空間が広がります。
お部屋には、プライベート温泉も。こちらは洗面台です。
プライベート温泉は、もちろん源泉かけ流しのお湯です。
アメニティは充実。顔パックも用意されていました。
お庭の風情を楽しみながらゆっくりできるバルコニーもあります。
こちらはコーヒーメーカーです。
お部屋をあれこれ見て回っていたら、女将さんがかわいい柿の饅頭を運んできてくれました。
ウェルカムドリンクはハーブティー。癖がないやさしい味で、とてもリラックスできました。
四季の味を堪能できるお部屋食
温泉に入ったり、静かな庭で澄んだ空気を吸ったりしてのんびりしていると、夕食の時間に。
たけのこや栗など、秋の味覚が盛りだくさん。お箸置きがかわいかったです。
こちらは洋風テイストな「鮭のパイ包み」。
国産黒毛和牛のしゃぶしゃぶも。霜降りがたまりません。
こちらは食前酒の、カボスのお酒。さっぱりした口当たりと、スウィートな風味が絶妙でした。
カボスのハイボールも。
桃のお酒です。とろみがあり、ジュースのように飲めます。
デザートは、カボチャのプリン。甘すぎず自然のやさしい味がして、とてもおいしかったです。
ドリンクメニューもたくさんありました。内線で注文可能です。お部屋食なので、どこにも移動しなくていいのが楽でした。
お食事後、内風呂に入りながらワインをいただきました。こんな贅沢ができるのは、お部屋に天然温泉がついている別邸はる樹ならではですね。
源泉かけ流しの湯を広々空間で楽しめる貸切温泉
ちなみに別邸はる樹には、お部屋のプライベート温泉以外にも、3つの貸切温泉があります。予約は不要です。
こちらは貸切温泉「桔梗(ききょう)」。思っていたより広く、ゆとりがありました。
着替えスペースにある家具がかわいいです。
こちらは別の貸切温泉「撫子(なでしこ)」の家具。アジアンテイストです。
流し台も、どこかバリ島のような雰囲気。
広い脱衣場には、休憩できる椅子も用意されています。
こちらは、もうひとつの貸切温泉「すずしろ」です。
おしゃれな雰囲気で、流し台もきれいです。
貸切温泉の散策を終えてお部屋に戻ると、すでにお布団が敷かれていました。ふかふかで、ぐっすり眠れそうです。
朝も落ち着いた雰囲気のなかリフレッシュ
翌朝は早起きして、コーヒーメーカーでおいしいコーヒーを楽しみました。
朝食は和食でお魚や野菜中心。素材の味が生きた絶品です。
プライベートな雰囲気のなか、カップルでもファミリーでものんびり温泉旅行を満喫できる別邸はる樹。ホスピタリティあふれる、素敵な宿でした。
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