見応え充分!別府の「鬼石坊主地獄」を楽しむ

今回は、別府の地獄めぐりの中でも人気が高い「鬼石坊主地獄」を紹介します! こちらの鬼石坊主地獄は、熱泥に気泡が入り坊主頭のように膨らむことからこの名前がつけられました。

明治以降に「坊主地獄」という名で観光が始まったのですが、一度閉鎖し、それから「鬼石坊主地獄」として平成14年11月にリニューアル再開したという経緯があります。そのため、地獄めぐりの中でも比較的新しいスポットです。

以前ご紹介した「天然坊主地獄」とは別のスポットになります。

鬼山坊主地獄自体の歴史はとても古く、天平5年(733年)ごろに「豊後風土記」に記されていたようです。当時は熱泥により、稲が育たず、人々の暮らしもできない、まさに地獄の土地でした。しかしこのような自然現象が人々の間で話題になり、長い年月を経て観光地に。地獄めぐりの人気スポットとなりました。

こちらの鬼石坊主地獄は「海地獄」に隣接しており、地獄めぐりの共通パスも使用できます。早速中に入ってみましょう。

きれいな新しい作りで、中に入ると広いお庭のようになっていました。隣は温泉になっています。

地獄のほうから、大きな「ごおおおお」という音が鳴り響いています。この日はとても寒かったので、順序を飛ばしてまず足湯のほうに向かってみることにしました。

こちらが鬼石坊主地獄の足湯です。とてもきれいで快適。やわらかいお湯が素足に心地よいです。

別府らしく、名物のザボンが浮かんでいました。さわやかな香りでリラックスできます。

足湯のつぎは、メインの鬼石坊主地獄へ。広々としていて、地獄をゆっくり見て回ることができます。

噴き上がる煙は迫力満点。温泉の硫黄の匂いがします。

近くのベンチに座って、しばらくぼんやり地獄の様子を眺めていました。形を変えながらぷくぷく湧き上がる坊主の気泡を見ていると、なぜだかとても癒されます。のんびりした時間を過ごすことができました。

外に出ると、バスの時刻表がありました。結構な数のバスが出ているみたいです。

ちなみに、鬼石坊主地獄の温泉の料金表はこんな感じになっています。

大浴場も家族湯も、21時までです(最新の情報は、事前にホームページ等でご確認ください)。

大人620円
子ども300円
家族湯(60分4名まで)2,000円

貸しバスタオルや販売もあるので、ふらっと立ち寄れますね。地獄めぐりしながら少し休憩する場所としてもおすすめです。

【鬼石坊主地獄 基本情報】
料金:大人400円、子ども200円
営業時間:8:00-17:00  定休日なし
公式ホームページ:http://www.beppu-jigoku.com/bouzu/

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